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禁断の恋は寮の中でー

第3章 ノブくんの悩み

この世は
なにかとムダが多いなw


こんなベンチ
いらねーだろーが。


手で座っているベンチを
ぺちんと叩いてみる。


まだ春の暖かい風が
俺だけに吹いたような気がした。


…ふぅ。

なんか、

こんなムダな時間、
こんなムダなことに
使いたくねーなぁ。


俺は龍舞と同じクラス。

このまま授業に出るのは
気が向かなかった。


「はぁー

サボるか。」


若干まだ残っている
サイダーの缶を

自販機の横の
ゴミ箱に投げ捨てた。

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