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禁断の恋は寮の中でー

第5章 龍舞と克樹


「じゃ、台本ここにおくから。
見えるよね?」

「うん」


ハルの返事を聞くと、俺もベッドへ上がってハルを後ろから抱きしめた。


「っ!?
ちょ、龍舞っ……」


「……ハルちゃんのセリフだよ?」


ハルは「え?」と戸惑いながら慌てて台本を見る。


「あ、えっと……そんな優しくされたって許せないよ……」

「ごめん、空。お前が好きすぎて……俺どうかしてたんだ。」


さらに強くハルを抱く。


こうしてると本当に恋人みたいだ。

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