禁断の恋は寮の中でー
第5章 龍舞と克樹
「あっ……ダメ、舐めないでっ……」
無理やり自分の首筋から俺を引き離そうとする。
「空……」
左手をハルの頭の下に回すと、開いたままの口に舌をねじ込む。
「ふ、んん……」
空いた右手でYシャツの第三ボタンを開けてから、
スルリと裾から手を入れる。
「ん、ぁっ……」
俺の指がハルのへそ、腹部、胸とすべっていく。
その間にも舌の動きを休めることはない。
まだ暑い夕方で、額にうっすらと汗を浮かばせるハル。
それは身体も同じで……。
ハルの汗の匂いは、本当に男子かと疑うくらい
ムラムラきてしまう。
「ん、龍舞ぁ……あっうう」