
気が狂いそうな快感の後に
第2章 マフィアのペットになりました
「あなたたち、一体何者なの…!!」
震える声で尋ねると、ショウが何の気なしに答える。
「俺たちはマフィア組織の末端のチーム。暗殺、麻薬の横流し、ボディーガードから情報屋的なことまでなんでもやってる。でもまあ基本的に殺しの仕事が殆どだから、組織の奴等からはデス『死神』チームなんて呼ばれてる。千歳はあの夜ターゲットの暗殺に向かってたんだ。ほんとはもっと人通りがないところで殺ろうとしてたんだけど、君が教われてたから仕方なくそこで暗殺して、君に思いっきり目撃されたから口止めするために拐ってきたってわけ」
ショウは一気にそう言うと、にこりと微笑んだ。
「そーゆーこと。言ってること、わかる?」
「ええ……わかる。わかるけど、口止めってそれじゃあ私……」
「大丈夫だよ。殺しはしないから。うちのリーダーそういうとこが甘くてさ、一般人は殺さないって言ってんだよ」
「じゃあ、何するの!?」
私は必死に食らいついた。
恐い。殺されないにしよ、私がこれから先まともに生きられる可能性が、どんどん低くなっていっている気がして、私は目をぎゅっと瞑った。
「んー…どう言えばいいかな…」
ショウが思案していると、不意に後のドアが開いた。
震える声で尋ねると、ショウが何の気なしに答える。
「俺たちはマフィア組織の末端のチーム。暗殺、麻薬の横流し、ボディーガードから情報屋的なことまでなんでもやってる。でもまあ基本的に殺しの仕事が殆どだから、組織の奴等からはデス『死神』チームなんて呼ばれてる。千歳はあの夜ターゲットの暗殺に向かってたんだ。ほんとはもっと人通りがないところで殺ろうとしてたんだけど、君が教われてたから仕方なくそこで暗殺して、君に思いっきり目撃されたから口止めするために拐ってきたってわけ」
ショウは一気にそう言うと、にこりと微笑んだ。
「そーゆーこと。言ってること、わかる?」
「ええ……わかる。わかるけど、口止めってそれじゃあ私……」
「大丈夫だよ。殺しはしないから。うちのリーダーそういうとこが甘くてさ、一般人は殺さないって言ってんだよ」
「じゃあ、何するの!?」
私は必死に食らいついた。
恐い。殺されないにしよ、私がこれから先まともに生きられる可能性が、どんどん低くなっていっている気がして、私は目をぎゅっと瞑った。
「んー…どう言えばいいかな…」
ショウが思案していると、不意に後のドアが開いた。
