プリンセスを護衛
第17章 あなたが犯人です。
入ってきたのはやはり相良先生だった。
「誰かいるのか?」
「僕です。千葉です。」
いきなりタンスの陰から出てきた優馬を見て心底驚いたようだ。
「何をしているんだ?」
「犯人捜し。」
「犯人?何のことだ?」
「とぼけないで下さい。泉さんたちに脅迫状を送りつけ、衣装を破き、お化け屋敷で4人を攫った。」
相良はニヤリと笑った。
「やっぱり千葉くんは鋭いね。」
「何が目的なんですか?」
「目的?君を悲しめたいのと香川さんかな?」
「何っ!」
「君は法学部でも優秀だね。君がこの前出したレポート、素晴らしかったよ。でも同時に悔しかったんだ。負けたようで。」
「だったら僕を攫えばよかったんじゃ…。」
「言っただろう?香川さんって。」
「誰かいるのか?」
「僕です。千葉です。」
いきなりタンスの陰から出てきた優馬を見て心底驚いたようだ。
「何をしているんだ?」
「犯人捜し。」
「犯人?何のことだ?」
「とぼけないで下さい。泉さんたちに脅迫状を送りつけ、衣装を破き、お化け屋敷で4人を攫った。」
相良はニヤリと笑った。
「やっぱり千葉くんは鋭いね。」
「何が目的なんですか?」
「目的?君を悲しめたいのと香川さんかな?」
「何っ!」
「君は法学部でも優秀だね。君がこの前出したレポート、素晴らしかったよ。でも同時に悔しかったんだ。負けたようで。」
「だったら僕を攫えばよかったんじゃ…。」
「言っただろう?香川さんって。」