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優馬は首をかしげた。

結木は紅茶を入れて優馬と話をすることにした。

「ああ、それはあなたを認めたってことですよ。」

優馬が美憂が自分をミュウと呼ぶように言ったことを結木に話すとそう言った。

「認めた？」

「ええ。きっとあなたの勇敢さを認めたんじゃないかな。美憂は素直じゃないし、わがままな子ですが分かりやすいし根は優しい子なので。」

「そうですか。」

「しかし心配ですね。いなくなった４人のお友達。」

優馬は一瞬顔を下に向けたが意思を固めたような強い目で結木に言った。

「大丈夫です。僕が絶対に犯人を捕まえます。そこでお願いがあるのですが、休暇を与えてくれませんか？」

「休暇？それはいいですけど。」

その時、部屋に入り口から声が聴こえた。

「抜け駆けはずるいわ。」