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プリンセスを護衛

第19章 今度こそ!

そして優馬は首にナイフの切っ先を向けて言い放った。

「自分で死ぬね。」

そしてニッコリ笑った。

「でも僕はまだ大学生。もうあと、そうだな…80年くらいは生きるつもりだからな。」

そしてナイフを首から離した。

「お前、こんなことして4人がどうなるか…。」

「ああ。お前がまだ監禁しているならな。」

「何っ!」

その時入り口から声がした。

「全く、随分ひどいことしてくれたね。」

「全くだ。」

「でも、犯人が相良先生とは。」

「びっくりだよね。」

入り口に立っていたのは泉、大地、俊、優の4人だった。

「一体、どうやって逃げ出したんだ?」

相良が言う。

「僕がやったんだ。」

優馬が言う。

「???」

「優馬が結木さんに頼んだんだ。探してもらえるように。」

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