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プリンセスを護衛

第4章 初仕事!美憂を救出しろ!

「プリンセスの護衛だって?」

「そ。その前に美憂、」

ビクッと美憂が反応した。

「は、はい。」

「お前はこいつに拉致されたように僕には見えたんだけど、そうなのか?」

「ええ。」

「だったら美憂を離せよ、おっさん。」

優馬は頬に傷のある男に静かに命じた。

「嫌だといったら?」

「即座に戦闘。」

「嫌だね。」

「…。行くぜ。」

「ちょっと待て…、」

「問答無用!」

優馬は、蹴りを相手の首に当てようとしたが寸前で止めた。

「え?」

「美憂、こいつ許す?」

「???」

「僕は護衛だからさ、美憂が危ない目に遭った場合に戦闘するべきかと思ってさ。」

「…。優馬…。分かった。」

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