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プリンセスを護衛

第36章 長編 大学生の夏はちょっと贅沢?

優馬の実家に行った時の件(第24章)のせいで過敏になってるみたいだ。

「気のせいだよな。」

優馬は誰にも聞こえないようにそう呟いた。


「トイレに行ってくる。」

俊、大地、泉、美憂がトイレに行き、優馬と優が前で待っていた時だった。
子供がワーと叫びながら飛び出してきた。
危うく優馬にぶつかる所で止まり子供は必死で優馬に話した。

「お化け、お化けがいたんだよ!」

「お化け?トイレの中に?」

優が少し目を丸くして言う。
優馬は移動して覗いて見た。
確かにグロテスクな人形が見えた。

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