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プリンセスを護衛

第37章 白い手紙

優馬は早く帰りたかった。
この妖艶な女性の雰囲気に呑まれそうだ。
そのせいか優馬は気が付かなかった。
後ろから近付いてきた人物にハンカチで鼻と口をふさがれたのだ。
優馬はふと気が遠くなりその場に倒れ込んだ。

「おやすみ。千葉優馬くん。」

気を失う寸前、女がそう言うのが聞こえた。

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