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プリンセスを護衛

第43章 大地の友人

明希も水野も気にしていないようだった。

「あれでもしなきゃ止めないかと思いまして。」

「止めないかって?ねえ、一体何があったの?」

明希に返答に大地が首を傾げた。

「シッ!」

いきなりだった。
俊が人差指を立てて静かにというジェスチャーをした。
机の下に黒いものがくっついていた。

『消しカスで作った練り消しだろ?』

優馬はルーズリーフに教科書のような字で書いた。

『そっと突いて見ろよ。』

俊が硬筆の手本のような字で優馬の字の下に書き足した。

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