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「珍しいですね。俊さんが電話掛けてくれるなんて。」

圭太である。

「優馬さんはどうしました？」

「それが…」

俊は思い切って圭太に全部話して聞かせた。
圭太は黙って聞いていたがやがて言った。

「俺が行きます。」

「え？」

「つまり用件は俺にお見舞いに行ってくれってことですよね？」

意外に察しが良い圭太であった。