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プリンセスを護衛

第47章 文化祭 3年生

ずっと話し続けていた夕人だがある異変を感じた。

「あ、あの優馬?」

「ん?」

「なんかあったか?」

優馬はもともと大人しいから夕人が主な話し手になるのは分かるが優馬の口数がかなり少ない。
何かあったとしか思えない。

「別に何も。」

「何もないことないやろ?」

関西弁で返す。

「別に何もないんだって。」

優馬は標準語で返す。

「何があったか話してくれ?」

優馬は黙りこくった後、言った。

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