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プリンセスを護衛

第1章 お嬢様をお願い!

「すみません。電話した千葉ですが。」

そう言うとドアが開いた。
奥から優しそうな初老な紳士が現れた。

「君だね。電話してくれたのは。」

電話で話した人と同じ人だとすぐ分かった。
「はい。」

「この仕事の内容は簡単さ。ここに住んでいるお嬢様のごえいをするだけさ。」

「???」

「つまり、お嬢様が危険な目にあったときに守ること。まあ、ボディーガードだ。」

「き、危険そうな仕事ですね。」

「あはは、そんなことはフツーは無いからそんなに心配するな。ところで、君の年齢は?」

「19です。」

「じゃあぴったりだ。武闘の経験は?」

「空手を…。」

「じゃあ大丈夫だ。やるかね?」

「はい。」

何だか分かんないけど興味をそそられたのだった。

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