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プリンセスを護衛

第57章 優馬の危機

結木が出た。

「はい、はい。え?」

結木は受話器を落とした。
美憂は急いで拾い、渡した。
結木は震える手で受け取る。
美憂は心配そうに祖父の顔色を伺う。
電話を切った結木に美憂は声をかけた。

「おじいさま?」

「お嬢様、病院に行きます。」

「えっ?」

結木は美憂に一緒に行くかと聞いた。
何が何だか分からない美憂だったが一応、祖父に従った。

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