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プリンセスを護衛

第57章 優馬の危機

「成瀬、大丈夫だよ。」

優馬は言った。

「大丈夫じゃないだろう?昨日のことだって!」

「迷惑かけたくないから。」

優馬はそう言うと眠いと言って目を閉じた。

俊は出来るだけ病院に通った。
優馬が断っても構わなかった。

何事もなく、一週間が過ぎた。
優馬は相変わらす頭に包帯を巻いていたが酸素マスクをする必要はなく、病院内をよく歩くようになっていた。

「回復、早いのね。」

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