テキストサイズ

プリンセスを護衛

第61章 2年生の物語

「伏せろ!」

大樹が怒鳴り窓から外へ放り投げた瞬間、その物体は爆発した。
大樹は咄嗟に腕で顔を庇った。
座り込んでる美憂と優の側へ屈み、聞いた。

「怪我はない?」

「それより何?あれ?まさかとは思うけど…」

美憂が言い終わらぬうちに部屋に大地が飛び込んできた。

「大変だよ!明希が階段から落ちて!」

「それで?どうなって!」

「今、じいやさんと俊也さんに手当てしてもらってる。友人を呼んで来るように言われて、それで俺。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ