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プリンセスを護衛

第12章 長編 夏のキャンプは危険

「あるじゃん。それにしても彼女は一体。」

その時背後に気配を感じた。

「優馬、一体…」

俊だった。

「逃げよう。」

俊が言う。

「足の怪我…」

「あれは嘘だった。」

「何だって?」

「いいから行くぞ。」

2人そろって玄関から飛び出した。
しかし…

「逃げれるとでも思った。」

「!!!」

前には今までの美しい顔が嘘のような般若のような顔をした美亜がいた。
そして手に持っている鉄パイプを振り上げて優馬の頭をめがけて振り下ろした!

「ウッ!」

優馬はそのまま地面に倒れて気を失った。

「美亜ちゃんっ!何をっ!」

俊が叫ぶが聞かず、さらに俊の首筋を鉄パイプで打った。

「グッ!」

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