テキストサイズ

プリンセスを護衛

第64章 花見での出来事

「いない?ンなバカな。」

繁華街に優馬たちが駆けつけた時、誰もいなかった。

「どこに行ったんだ…一体…」

夕人が呟いたと同時に優馬がハッとした顔をして美憂を振り返る。

「ミュウ!あの男、どの店から出てきた!?」

「えっ?ええと…」

美憂は繁華街の入り口から2番目の店を指差す。

「あれ。」

優馬はきっと泉たちがそこにいると確信した。

「三橋、ミュウを頼む。」

「優馬、お前1人で行くつもり?」

「そうだけど?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ