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プリンセスを護衛

第64章 花見での出来事

優馬は少しイラついたように言った。

「お世辞は良いから。オーナーはどこだ?」

女の子はまあっと言った。

「つれないのね。」

「遊びに来たんじゃないから。」

優馬は女の子を観察してみた。
ケバケバしい化粧をしているが案外、可愛い顔立ちの少女。
スタイルもほっそりしている。
年齢は…19歳の美憂より少し年下か。
その時、オーナーがやって来た。

「アイリス、下がりなさい。」

女の子は少々、膨れっ面ながらお客の方へ駆けて行った。

「千葉優馬くん、1人か。美少女は?」

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