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プリンセスを護衛

第65章 美憂のわがまま

数日後の大学…

「ヤバイ!遅刻だっ!」

優馬は大学まで自転車を飛ばしていた。
彼にしては珍しく、寝坊した。
もしかすると大学に入学して初めて理由なしの遅刻かもしれない。
大学に着くなり自転車置き場に自転車を停めていると…

「優馬さんっ!」

後輩の圭太がやって来た。

「悪い!今、急いでる!」

「違います!俊さんが大変なんです!」

「成瀬が?」

優馬は訳が分からない。
圭太に聞く。

「なあ、何があった?」

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