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私とキミの恋愛事情

第3章 兄と私…

トントン、とドアを叩く音。

「何ー?」
とお兄ちゃん。
「勉強、どうだ?」
開けないままお父さんが聞いてきた。

「進んでるよー。でも後少し。」

そう答えるとお兄ちゃんは布団の中で動かしてきた。

「っは…ん」
私が声を漏らすとお兄ちゃんが
「声、出したら父さんにバレるよ?」
って耳元でささやいてきた。

「そうか…頑張れよ。」
「うん」
お兄ちゃんは平然としているけど
私は

「っっ…あぁ…っ」

必死に声を耐えていた。

「まぁ終わったら下来なさい」

「はーい」

そう、返事をお兄ちゃんがしたらお父さんがは下へ降りていった。
そして

「よく、声出さなかったな。エライエライ。」

そう言って抜いてくれた。

「じゃプリントしっかりやれよ?」

そう言って服を着ていた。

「…お兄ちゃん…?」

続きがあるのかと思った私は驚いた。

「…何?」

笑顔で振り替えるお兄ちゃん

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