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私とキミの恋愛事情

第8章 『私の思い』は?

「めずらし…っは」

お兄ちゃんはそう言いながらもっと激しく腰を振る。

「お…兄…ちゃ…ん」
私は自分でも信じられないような甘い声を出す。
「っ…愛衣っ…イきそ…」
「あっ…ん…イっていいよ」
「っは…」

お兄ちゃんの声も色っぽくて。
お母さん達に見つかったら。
『兄妹なのに、何やってんの』
って言われるだろう。
半殺しにされるだろう。
でも、でも。
快感と『居場所』だけを求めている私は止められない。

「あぁ…愛衣…あい…あっ…くっ…んんっ!!」

お兄ちゃんは私の中にだす。
暖かいものが入ってきて気持ち良い。

でも。まだ

『足りない』

そう心が叫んでる。
もう少しだけ、いや。
もっと。快感が欲しい。

抜こうとするお兄ちゃんを私は押し倒す。
「っ!?」
驚くお兄ちゃんに。

「お兄ちゃん…」

って言い、キスをした。

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