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「は…ははは。やめろよ。」

俺は“壊れた”

「あは…ははは…っ。考えてみろよ」
愛衣は首をかしげたまま、だ。
「年頃の男女が部屋に2人きりだぜ?どうなるか分かんないだろ」
俺はそう言いつつも、愛衣に手が伸びていた。

「あはは…だからさ、こんなこと…ダメなんだって」

この言葉は、愛衣に言ってるんじゃない。
「っん…」
愛衣にキスをした、
俺自身に言ってるんだ。