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はれのちくもり、キスのちXX…

第1章 幼なじみ

「そういう菜摘は彼とどうなの?」
「えー、もうラブラブですが!」
「うらやましいねぇ。」
「真央も修平くんと付き合えばいいのに!」

高木菜摘、あたしの親友は北高に安藤宏太という彼氏がいる。
中学の時から付き合っているらしい。

「今付き合ってどれくらいだっけ?」
「んー、二年かなー。」
「す、すごいね・・・」
「今年は華の高2!思い切り遊んじゃうもんね♪」

菜摘はいいなぁ、相手がいて。
あたしだってもてなかったわけではないけど、どうしてか付き合ったことがない。

「なんでそんな可愛い顔して彼氏の一人もできたことないのかね・・・」
「そんなのあたしに言わないでください!」
「修平くんのおかげで免疫ができちゃってたりしてね?」
「なっ・・・//」
「あれ、冗談だったのに顔真っ赤にしちゃって。」
「な、菜摘ー!」
「きゃーこわい。」
「免疫なんてできてないにきまってるでしょ!」

とは言ってみるものの・・・

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