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はれのちくもり、キスのちXX…

第1章 幼なじみ


―パシャッ

「…冷たーいっ」

お茶があたしの首もとにかかった。

「…真央が引っ張るからだろ。」
「もう最悪だ、タオルタオル」
「… … …」

急に修平が黙るから、あたしは不思議に思う。

「修平?タオル探してよ。」
「あ、ああ…。タオル、無くねーか?」
「んーないね。下に取りに行ってくるよ。」

そういって部屋を出ようとした時―


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