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俺だけの有害図書

第3章 開花したものとは?…

最寄り駅から…学校へ向かう通学路…


セックス漬けの生活のせいか…最近…つい身体に目が行く…


女子のスカートからはみ出してる太もも、視線が尻…胸…


顔はよそう…知ってる顔ばっかりだ…身体はエロいが…確かに平凡女子が多い気が…


それに比べ…十夜は素が良かっただけに…女になっても…


「……」

俺って恵まれてるな…欲張っていけないな…


でも、最近…


「涼太…おはよう…」

「近いから…もう少し距離を…」

十夜のおかげか…クラスの女子が…気さくに話かけてくるが…近すぎ…


「大丈夫…涼太は無害だから…それに十夜一筋でしょ…」

「……」

どうかな…


教室に着くと…野郎共は一斉に睨んでくる…


「何で…あいつだけ…」

「世の中間違っている…俺等にも平等に愛を…」

「毎日、十夜とパコりやがって…」

「……」

野郎は今は完全に俺の敵だ…


女子が味方だ…


ガラガラ…


「涼太はどこだ?…あっ…涼太…おはよう…朝のハグハグ…」

人目気にせず…毎日…こんな感じだ…


十夜の匂いヤバい…石鹸とシャンプーの匂いが…こんな秒殺フル勃起してしまう…


「あっ?…涼太…もうだめぇだよ…みんなの前でしちゃう?…」

ぷるぷる…さすがにそれは無理だ…


「この変態底辺が…教室でおっ起ててんじゃねーぞ…」

「そうだ…サッサとくたばれ…」

中傷の嵐だ…


「オホン、涼太は俺の彼氏なんだけどな…悪口言った奴…稲荷引きちぎってやる…」

『………』


一斉に野郎共は股間を押さえ沈黙…素晴らしい恐怖政治か?…


「十夜…そろそろチャイムなるよ…」

他の女子の言葉にも…


「もう少しだけ…涼太…むにゃ…」

顔がだらしなく…にやけて…抱きついてる…


俺は嬉しいが…解放されない…息子が痛々しい…


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