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君と出会って世界が変わったー。

第2章 帰り道

「俺の彼女に何してくれてんの?」

そう言う生の姿はとても真剣でかっこよかった…



ちょうど次の駅が最寄り駅だったので、

そこで降りて生は痴漢をしてきたやつを駅員に渡した。


その間、生は裕罹の手をずっとつかんでいた。


嫌だとは言ったが、恐い思いをした裕罹にとって、

手を繋いでくれていることはありがたかった。



「さてと。帰ろうか、裕罹ちゃん。」

そう言ってにっこりする生に裕罹は安心を覚えた。



改札を通ると、生は裕罹に尋ねた。


「家どこ?送るよ。」

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