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君と出会って世界が変わったー。

第3章 病院

検査が終わった裕罹と外で待っていた生は合流した。

そして裕罹はある病室へと向かう。


その病室の前までくると、コンコンと裕罹がのドアをノックする。


「綾、居る?」

そのままガラガラとドアを開けて、裕罹は中に入っていく。


それに続いて生も入る。


「裕罹か、久しぶり。…ってそいつ誰?」


中には居ると個室のベッドに1人の男の子が体を起こして座っていた。


生は驚きを隠せないでいた。




てっきり裕罹は女の子だから、友達も女の子だと思っていたのだ。

そして今はその男の子に睨まれている。


「えーっと俺は…裕罹ちゃんのクラスメイトの、水速 生です。」

自分のことを軽く紹介し、男の子に頭を下げた。


「裕罹ちゃん?」

「勝手にそう呼ばれてるだけだから、気にしないで。」

と、裕罹は男の子に説明する。


「ふーん…俺は、湊谷 綾。裕罹に何かしたら許さないからな?」


と、また睨みつけられた。


よく見るとイケメンだなぁと生は思った。


でも、なんでこの子は病院に入院しているのだろうとも思った。


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