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君と出会って世界が変わったー。

第5章 妬みと友達

「守れなかった。悪い…」

生は綾に謝った。


「謝るのは俺にじゃなくて、裕罹にだろ…もう裕罹に近づくな!!」

「綾!水速くんは悪くないから。私が勝手に呼び出しに応じただけだし、助けてくれたし怪我の手当だってしてくれた。水速くんは十分守ってくれたよ…」

裕罹がそう言うと、綾は生の胸ぐらを静かに離した。



「今回は裕罹がこう言うからさ…見逃してやるけど、次はないからな。お前が死んでも裕罹を守るぐらいの覚悟でいろよ!」

「ああ、必ず守るよ。」


そのあと綾の病室で少し話をしたが、綾はずっと生のことを睨んでいた。

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