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君と出会って世界が変わったー。

第6章 本当の友達

その場にいた全員が、ドアの方へ向いた。




ズカズカと入ってくる彼を、

全員が某然と見つめていた。





「大丈夫か?愛歌」


そう言って


愛歌ちゃんの頭を撫でる水速くんは



どこか決心したように凛々しい顔をしていた。







「美羽!もうこんなことは辞めよう。何で愛歌に酷い事をする?お前はもう、俺が居なくたって大丈夫なはずだろ?」



「…っ!!」


いかにも悔しそうな顔を浮かべる安野さん。




「お前、転校してくるまでは俺なんか居なかったじゃないか。何で俺がいると知った途端、自分で努力することを諦め、俺に縋るんだ!!甘えるのもいい加減にしろ!!!」



前に見た時とは比べ物にならないほど、


水速くんは激怒していた。











それが


愛歌ちゃんを好きだからなのかは、


まだわからないけど…。

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