テキストサイズ

聖夜に天使は舞い降りて~angel only for me~

第3章 聖なる夜の初体験──♪

「いやいやいや、ウソでしょ。
いくら何でもそんな事───」


あ、・・・しまった。


せっかくのシチュエーションなのになんて事口走ってしまったんだろう。


僕は……。


この、彼女のせっかくの申し出にも関わらず、とっさに拒むかのような反応を見せてしまった残念な僕。


違う、違うんだ。


さすがの僕でも本心の本心はその真逆だよ・・・。


でも小心者の僕はそんな願ってもない出来事にでさえビビってしまう……。


例えそれが夢であったとしても……。


そして手遅れになってからこう思うんだ。


あ~あ……。

どうせこんなの夢でしかないんだし、向こうの申し出なんだからそのまま経験しちゃえば良かったのに……。


───って。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ