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聖夜に天使は舞い降りて~angel only for me~

第3章 聖なる夜の初体験──♪




「ハァ───、ハァ───。
これで私の気持ち、分かってもらえましたか?」


近くで感じる彼女の甘く、消えてしまいそうな優しい声・・・。


僕はただコクっと頷くしかなかった。


「私の羽根を拾う前にあなたは言っていました。


“今日は一年で最も不幸な日”だって・・・。


でもそんな風にふてくされないで下さい・・・。


だってそんな日だって・・・。


天使(私)は降りてくるんですから・・・」


引き続き彼女の息遣いが僕の口元近くに降りかかる。


すごく優しくて、消えてしまいそうな彼女の息遣い・・・。


この、彼女の“エッチ”発言からこのキスまでのシチュエーションに、僕のバナナはもう釘でも打てるんじゃないかってくらいカッチコチになってしまっていた。


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