聖夜に天使は舞い降りて~angel only for me~
第4章 天使と聖夜の夜明けまで──♪
「いっ……、たぃ……。
ぐ……。
んくっ……、んああっ……」
「ごめん……。やっぱり、痛い・・・よね?」
二、三回動かしたのち、止まらない彼女のえっちな叫び声に僕はたまらず声をかけた。
「ん・・・。い、痛い。
痛いけど……、気持ちいぃです・・・。
続けて・・・下さい・・・」
返ってきたのはそんな答え。
正直、気持ちいいかどうかは嘘っぽい……。
でも・・・。
「いっぱい……、愛して下さい・・・」
付け加えて、涙を滲ませた潤んだ瞳でこんな懇願をされてしまった。
そんな表情で、そんな事を言われてはもう止まるわけにはいかない。
いいや、止まれない。
「ごめん。じゃあ、遠慮なく……、動くよ?」
「はい……。
いっぱい……、味わって……下さい・・・」
ごめん、エルナ・・・。
いっぱい……、味わうよ・・・。
こうして僕は遠慮なく腰を動かし始めた……。
いっっ……。
あっ……。
やっ……。
ああっ・・・・。
僕が欲望のままにゆっくりゆっくり動かす度に、エルナはそのかわいくも切ない声を上げた。
その一つ一つの鳴き声は、僕の中に存在するスケベ心を一つ一つ引き立てていく。