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恋して桜!

第14章 あり得ないっつーの!

パタパタ


菱屋女将、菊「お待たせしました」


置屋主人「ああ、菊さん待ってたよ。こちらの姉妹さん方だ。宜しく頼むよ」

菊「任せておくれやす」

置屋主人へ菊は営業用の笑顔を向け
くるっと、体の向きを土方達の方へ向き直した。

菊「菱屋、女将の菊です。詳しくは店で話しましょ」

言うが早いか、菊はスタスタと来た道を戻り始めた。

土方と、原田は菊の後に続き、
山崎だけ置屋の主人を振り返り、
ひとつ会釈して菊の後を追い掛けた。



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