恋して桜!
第14章 あり得ないっつーの!
菊「さ、どうぞ。」
菊は三人を菱屋へ招き入れる。
奥の部屋へ通されると、お茶を持って来た菊が皆に茶を配る。
菊「さてと…
薄々気づいてはいると思うけれど、今は京の言葉は話さなくても大丈夫よ。」
土方「?!」
菊「ここには、私しかいないの。
新しく店を構える、を口実に容保様や…慶喜公、その他幕府方の要人の会合様に整えられた場所なの。
貴方達のお仕事はトシ子さんとサノ子さんが慶喜公の警護。
スス子さんはお給仕と伝令でしたね。
ちなみに、沖田さんは勝新太郎様の警護に当たっているはずで、
会合当日は、店の表に控えてもらう予定よ。
あと…斎藤くんと島田君は偵察だったわね。」
土方「いやいや、ちょっと待て。貴方は何者なんだ?」
菊「申し遅れました。私、江戸城に勤める隠密…忍びです。
本来皆様に身分を明かす訳にはいかないのですが…
貴方達も私も、この任務の為に女体化しちゃったんだし?
明かしても問題ないかってね!」
原田「私も?!ってぇと、お前さんも男か?」
菊「いやーん!気づいて貰えなかったの?私も男の子よ!
でも、今は女だけど…あ、身体見たら信じてくれる?」
いそいそと、着物を脱ごうとする菊。
土方「いや、頼む!辞めてくれ」
菊「なぁんだ…つまんないのっ!」
ぷうっと頬を膨らませる姿や、イタズラしたがりな姿といい沖田といい勝負だ。
菊は三人を菱屋へ招き入れる。
奥の部屋へ通されると、お茶を持って来た菊が皆に茶を配る。
菊「さてと…
薄々気づいてはいると思うけれど、今は京の言葉は話さなくても大丈夫よ。」
土方「?!」
菊「ここには、私しかいないの。
新しく店を構える、を口実に容保様や…慶喜公、その他幕府方の要人の会合様に整えられた場所なの。
貴方達のお仕事はトシ子さんとサノ子さんが慶喜公の警護。
スス子さんはお給仕と伝令でしたね。
ちなみに、沖田さんは勝新太郎様の警護に当たっているはずで、
会合当日は、店の表に控えてもらう予定よ。
あと…斎藤くんと島田君は偵察だったわね。」
土方「いやいや、ちょっと待て。貴方は何者なんだ?」
菊「申し遅れました。私、江戸城に勤める隠密…忍びです。
本来皆様に身分を明かす訳にはいかないのですが…
貴方達も私も、この任務の為に女体化しちゃったんだし?
明かしても問題ないかってね!」
原田「私も?!ってぇと、お前さんも男か?」
菊「いやーん!気づいて貰えなかったの?私も男の子よ!
でも、今は女だけど…あ、身体見たら信じてくれる?」
いそいそと、着物を脱ごうとする菊。
土方「いや、頼む!辞めてくれ」
菊「なぁんだ…つまんないのっ!」
ぷうっと頬を膨らませる姿や、イタズラしたがりな姿といい沖田といい勝負だ。