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恋して桜!

第9章 不知火さんに恋したら

千鶴side

お使いを頼まれ、街に出た千鶴。
いつもの小間物屋で紙や炭を買い屯所へ帰る

不知火はふらふらっと街を歩く

ドンっ

不知火「おい、前を見て歩…?雪村?」

千鶴「あ、不知火さん。すみません、荷物が多くて…」

不知火「仕方ねぇな」不知火はさりげに千鶴の荷物を持ち歩く。
千鶴「あ、ありがとうございます…すみません」

不知火(こんなチビが良いって、風間ロリコンだな)
千鶴(不知火さんと原田さんって、そっくり。色気垂れ流してる…)

暫く歩くと見覚えある後姿。

千鶴「あ、原田さぁぁん」
原田「おう?不知火じゃねぇか。なんだその荷物」
不知火「おう!原田、このチビ荷物持ち過ぎてフラフラしてたぞ」
原田は慌てて下を見る。
原田「すまねぇな。あ、不知火、今度くる時はお前も酒を持って来いよ?」
不知火「一応、遊びにいってるわけじゃないんだが…
まぁいいぜ。じゃな」

原田「千鶴、あいつ良いやつだな」
千鶴「そうですね。皆さん良い人ばかりです。」

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