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タイトル未定。

第1章 0






私はお兄ちゃんが好きだ。




性格も声も見た目も

目の下の泣きぼくろも 耳の形も ホラー映画が苦手なところも甘いものが好きな所も調教モノのえっちなDVD持ってる所も全部全部大好き。



って 惚気てる場合じゃないか。



「瞬、朝だよ
おきてー」



部屋の扉を開けると中は中学生男子らしく中はとても散らかっていて 漫画やゲーム機、お菓子のゴミが散乱し

ゴミ箱には丸められたティッシュが幾つか入っている。





「もうちょい…」




布団の中に顔を隠す瞬。



私がカーテンを開けたら今度は布団に包まり
猫のように丸くなった。







「ほら、起きて。ご飯出来てるから」






お布団を無理矢理剥がそうと引っ張るが中々剥がせない。



「むぅ ほらー。おーきーろー!!」





「あっ!」







いきなり布団から手が出てきたと思えば思い切り肩を掴まれ引きずり込まれた。





「ちょ、なにすんの!

お前は妖怪か!」








「茜 一々声でかいから
夏休みはじめくらいゆっくり寝かせろ。じゃないと犯すよ?」




耳もとで囁かれ なんだかくすぐったいし 背筋がぞわっとした。





「っは?ふざけないで


っもー!」





瞬のみぞおちに足を添え 蹴るようにしながら押して布団から這い出る。





本当ばか。思春期はこれだから無理。





「うっ、、けほっ けほっ!」






腹を蹴られた衝撃からか

布団の中で咳き込む瞬。






「ほら、早く行くわよ お兄ちゃんが待ってるから!」

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