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大好きなんです…

第1章 保健室で

ガラガラ…

私は2-Aから戻ってくると、すぐさまベッドに様子を確認しにいった。

シャー、とベッド周りのカーテンを開けて私は聞いた。

「笠霧さん。まだ頭は痛い?」

「少し…」

「そう。なら私はそこにいるから、なにかあったら遠慮なく言ってね」

そう言って私はカーテンを閉めようとした。

「あの…先生…」

「ん?なに?」

「ちょっと…喉乾いちゃったんですけど…」

「なら、職員室から水貰ってくるわね」

「ありがとうございます…」

そして職員室に水を取りに行った。

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