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少年探偵事務所

第17章 無茶な依頼

「開催する場所の見取り図を見たんだ。」

そう言って創立記念式典の開催場所の見取り図を見せる。

「ここって…」

灰音が呟く。

「そう。2階が囲むようになっているんだ。上からでもよく見えるよな。」

柊一が言う。

「じゃあ、2階から見張るってこと?」

純が聞き、柊一は頷く。

「すぐ駆けつけることは無理でも何もしないよりはマシだろ?」

「まあね。」

柊一の言葉に灰音が頷いた。

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