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少年探偵事務所

第17章 無茶な依頼

当日…

美奈はドレスを着せられ出席させられた。
上から見ていた灰音は純に聞いた。

「あのさ、本物のお嬢さんは?」

「出席しない訳はないしね。」

純が言うと背後からキツイ声が聞こえた。

「ここに居るんだけど。」

美奈に少し顔立ちが似た少女が立っていた。

「あ~あ、ガッカリ。お母様が私の影武者を用意するって言うからもう少しかわいい子だと思ったのに。」

純がムッとして言い返す。

「随分な物言いだな。」

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