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少年探偵事務所

第17章 無茶な依頼

波が帰った後、美奈は呟いた。

「コレで良かったのかな?」

美奈の呟きは柊一には聞こえたようだった。

「波には可哀想だけどコレで良かったと思わなくちゃ。桐原さんが受けた仕打ちに割が合わなくなる。」

純が言った。

「何が正しいのかって言うのは永遠の謎だ。でも俺たちは正しいと思ったことをやって行く。それが正しいってことじゃないのか。」

美奈は窓の外を見た。

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