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少年探偵事務所

第18章 事実は小説より奇なり

警告
勇敢な少年たちよ
探偵ごっこは終わりだ。
下手に首を突っ込むな。

柊一は口を万一文字に結んだ。

(これを純たちに見せる訳にはいかないな)

その時、ドアが開いた。
柊一は飛び上るほど驚いて急いで手紙を机の中にしまった。

「おはよー、柊一…ってどうした?」

柊一のあまりの驚きように純はキョトンとして聞いた。

「あ、いや何でもない。」

「…ならいいや。」

純は自分の机に座るとスケジュールチェックをし出した。

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