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少年探偵事務所

第5章 灰音の姉、雪

「もしも自分の手におえなかったり、危ない目に遭いそうなときは必ず姉さんに言うこと。もうこんなことゴメンよ。」

灰音は少しだけ微笑んで言った。

「ええ。分かった。」

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