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少年探偵事務所

第2章 純の任務

「どうする?」

「え?」

「この人を許すか許さないか。」

「そんなこと…。」

すると純はまっすぐ千春を見て言った。

「千春さん、依頼したのはあなたです。この人を許すも許さないも依頼したあなた次第です。僕たちは依頼された仕事をこなすだけ。ねっ。」

千春はじっと相手を見つめ言った。

「許すわ。」

「だってさ。よかったな。」

純は相手を離し

「ほら。とっとと行け。」

と相手を突き飛ばした。
相手はブツブツ言いながら去って行った。

これにて純の任務は終了した。

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