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姉さんは僕のお人形

第8章 拷問



【結衣side】

冷くんに教えられた場所に来たけど…暗い。ここって誰も住んでないって言う、マンションだよね…
噂によれは、幽霊が出るとかいう…って、待て待て!
そんな怖い事思い出したくない!


「ごめん、優斗。友達まだ来てないみたい」

早く冷くんが来てくれないと、
優斗に怪しまれてしまう

「そっか…気にしないで。
それよりさ、結衣。自分の置かれている状況分かる?」
「え?どういう事?」

今思えば、私はバカだった
何も考えてなかったんだ

「こんな人が来ないような場所で、男と二人きりだよ?どういう事になるか…想像つかない?」
「………!」

全て理解した。
私、バカだったんだ。
こうなる事考えられるのに
こんな簡単な事…
後悔しても、もう遅い

「いいじゃん、結衣。俺は結衣の事好きだからさ。お前も俺の事好きなんだろ?なら、お互い楽しんだ方がいいじゃん?」

グイッと後ろから抱きしめられる

「やっ、やめて…」
「結衣がこんな所に連れて来たのが悪い。大丈夫、すぐ気持ちよくなるから」

どうしよう…振りほどけない…

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