
姉さんは僕のお人形
第8章 拷問
「こんなにたくさんの女子を騙してたんだな。ある意味すごいよ」
そう、この子達は全員優斗の彼女
優斗は、これだけの女の子を騙して遊んでいたのだ
本当、ある意味すごいよ
女の子達は、皆優斗を睨みつけている
冷くんは、女の子達に向き合って優しく話しかける
「ねえ、君らは優斗を恨んでるだろう?どうしてほしい?」
しばらくの沈黙
一人の綺麗な女の子が口を開く
「…殺して。私、優斗の事本当に好きだったのに。お金が払えなくなった瞬間、用済みみたいな目で私を見て…簡単に私の処女を奪って…子供出来ちゃったの…」
「え……!?」
そんな話は聞いてなかった
お金を払わせたりして、さらには子供までもー…
女の子は泣き出してしまった
周りの子達が声をかけている
優斗は、そんな様子を見ながら
「麻里奈、被害者面すんなよ。
騙される方が悪いんだろ?」
と言った
