
姉さんは僕のお人形
第4章 事件
「ここが優斗くんの家かあ…大きい…」
「え、そうかな?」
二人で話しながら、家の中に入る
友達の家とかにはよく入っているけど
男子の家に入るのは初めてだ
少しだけ緊張する
私は、優斗くんの部屋に案内された
「忘れ物、どこにあるか分からないから探して
くる。適当に座って待っててくれる?」
「うん、分かった」
優斗くんは部屋を出て行った
それにしても…これが部屋かあ…
遅刻するけど、部屋とか見れたし何か
嬉しいな…
私は、ベッドに腰掛けた
ふと、眠くなってくる
あ、昨日あんまり寝てないからかな…
