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シアワセ∞経路

第10章 未来へ続く思い出

あっという間に時間は過ぎて、駅前では帰宅する人たちで溢れていた。



お礼、お礼、お礼…。


一体何がいいんだろう。

何を貰ったら嬉しい?




一人で悶々と考えていても恋愛初心者の私には、何をしたら喜んでもらえるのかパッと思いつかなかった。



ええい!もう聞いちゃえばいいんじゃん!




それに…。


明日からあの願掛けするためにソラとは会わないようにするんだし、今日しか時間がないんだから勇気を出さないと。


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