テキストサイズ

涙涙涙

第2章 第一章  Nukumori.




8月下旬頃。


ザーーーッと雨と風が窓を叩きつける。






ガタガタと窓が揺れ
外では風が音をたてている。




なにを言ったか聞こえなかった。






「もう一度言って?」





真っ暗な部屋で

テレビの灯りだけが

わたし達を照らした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ